“話す”から“伝える”へ。司会者が担う、新しいコミュニケーションの形

イベントや式典で、当たり前のようにマイクを握る「司会者」。
しかし近年、その存在価値が静かに変化してきています。

かつての司会者は、「台本通りに進行する人」でした。
ですが今、社会のあらゆる場面で“人と人をつなぐ力”が求められています。
その最前線に立つのが、まさに司会者という存在です。

講演会や企業イベント、地域のお祭り、オンライン配信など、シーンが多様化するほど、司会者に求められるのは“空気を読む力”と“場をデザインする力”。
ただ話すのではなく、「誰が何を感じ、どんな印象を持って帰るのか」までを考える。
そんな時代に、司会者は“イベントの顔”から“コミュニケーションプロデューサー”へと進化しています。

日本司会者協会(JMCA)では、単なる話し方スキルだけでなく、「人の心を動かす伝え方」や「安心感のある場づくり」を体系的に学べるカリキュラムを整えています。

認定制度を通じて、全国どこでも、誰でも、自分の声や表現力を社会のために活かせる。
それが、私たちが目指す“新しい司会者のスタンダード”です。

マイクを持つということは、「誰かの思いを代弁する」ということ。
その責任と誇りを持って、私たちは今日も「伝える力」を磨き続けます。

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